分類法
2019/10/13更新

分類法の一つにCコードがありますが、出版社がこれを使用すると、書店や取次に対して説明し易いという事情があります。ですから、客観的には同じジャンルの本であっても、出版社が異なれば、Cコードも変わってしまうことがあります。Cコードが示すジャンルはかなり抽象的で、「一般」「教養」「実用」といった具合に分けられます。編集者の思惑や社の方針で主観が入り込んでしまうのは、ある意味当然と言えるでしょう。では書店はどのように分類しているのでしょうか。書店は最もシンプルな分け方を実践しています。つまり、届けられた新刊のタイトル、表紙を瞥見して、ファーストインプレッションで置く棚を決めているのです。つまり担当した人物次第ということになり、Cコードを見ていない人も少なくありません。
ところでCコードは配本の際、どのように利用されているのでしょうか。取次は一般書系の窓口、実用書系の窓口といった具合に、担当部門が分かれています。書店ごとに売れ行きの好調な本のジャンルが異なっているため、出版社は部門単位で取引するのです。例えばエッセイとして並べてほしい場合は、取次のエッセイ部門に依頼します。取次は書店の「エッセイ」コーナーに配本されるように、細かく手配しているわけです。
 書店以外にも、細かな分類法を利用している組織があります。それは、図書館です。図書館では、日本十進分類法と呼ばれる方法が用いられています。非常にシンプルな表示方法を採用しており、3桁の数字で細かなジャンル分けを達成しています。但し厳密には3桁に加えて少数点も使われており、今後はますます細かく分類されることになりそうです。国立国会図書館も分類基準を改定し続けています。

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ぽんPON



学生時代から起業を目指して努力を続ける。

卒業後、とある大手企業に就職し、実務経験を積みつつ開業資金を貯める。

退職と同時に起業。ある程度経ったところで自伝を自費出版。

■お問い合わせ info@birdeyeviewtours.com

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